コロナ禍が始まった2020年の7月から、あれほど毎日のように飲んでいたアルコールをぱったりとやめた。そう言うと、人は私をただの呑助だと認識しているので、まずは「なんで?」と必ず聞かれる。答えは「なんとなく」だ。あえて言うなら、コロナ禍のせいで宴会の席がなくなったのを機に、1人での家飲みがかっこ悪いなと思ってたのを是正した、と言う感じか。
飲むのを我慢している感じはない。と言うか、私の生活にアルコールは不要とすら思っている。その状態がすでに4年以上が経過している。どうやら私のアルコール離れは本物のようだ。
閾値が下がってるのですぐに酔える。効率的。
お金を使わない。経済的
そして以前のようなバカ飲みはできないので、電車乗り過ごしたり、ブラックアウトしたりの失敗もない。喜ばしい。
最大のメリットは、何より時間ができたこと。酔ってぐずぐずしてる時間や二日酔いで使い物にならない時間がなくなった。そして睡眠の質が上がった。
大変喜ばしいことばかりだが、唯一、困ったこと。今までほとんど興味のなかった甘いものの素晴らしさ美味しさに気づいてしまったこと。一つ1000円ほどするケーキなど以前なら「高!」と言って見向きもしなかったが、宴会で二次会三次会で使うお金を考えたら、なんと平和でスイートで安価なんだ。
飲めるのに飲まない生活を選択することをsober curiousと呼ぶと最近知った。
それを実践するひとはソバーキュリアン。